新年もあっという間に3日目。
そろそろ仕事モードに切り替えていかないといけない時期になってきました。
昨年は、いろいろとあって、こちらでのお仕事(記事のアップ)が滞ってしまい、なにか開店休業中のようなページになってしまっていましたが、実際にはぼちぼちとお仕事(現場作業)させていただいていました。
・・・で、新年早々だけ(笑い)でも頑張らなければということで、少しずつでもお仕事の様子などもご紹介できればと思います。
最初の写真は、小さな農業用の倉庫屋根をガルバリュウム鋼板の折板でカバー工法により改修させていただいたものです。
もとは、よくあるスレートの大波板により葺かれていましたが、経年劣化もあって今回改修をご依頼いただきました。
以前にもご紹介したことがありましたが、スレート葺き屋根の場合、その多くはアスベと含有建材が使われていることが多くなります。
その場合問題となるのが、解体撤去して新しく葺くのか? カバー工法で施工するかです。
いずれもメリット・デメリットがありますが、今回は解体撤去処分費用や倉庫内の利用状況などからカバー工法をご選択いただきました。
製品は、ガルバリュウム鋼板製の折板で、エバールーフやまなみを間接工法というサドルを用いて既存の屋根葺材を残したまま、その上に重ねて葺く工法になりました。
今回の建物は小規模なのですが、屋根の形状が三角形になっているところがあるなど、多少工夫と時間を要する工事になりました。
諸事情から雨樋は既設のままとしましたが、カバー工法の場合、屋根面の高さが大きく変わるため、雨樋に雨水がうまく流れないところが出てくる場合があります。
カバー工法に限りませんが、屋根葺材を変更する場合などは、雨樋も掛けかえる前提でご検討されることをお勧めしたいと思います。
それから、カバー工法を採用された際のメリットとしては、既設屋根材の解体撤去処分費用がいらない(正確には先送りということになりますが)というのはもちろんのことですが、建物内部への影響がほとんどない(ボルト施工時に切削屑やホコリが落ちることはあります)ことが大きいです。
工事期間中の雨漏り対策はもちろんのこと、倉庫内や工場、店舗などの利用を止めないで継続して運用することが可能ですので、とてもいいのではないでしょうか?
もし、スレート葺き屋根の改修をご検討の際には、カバー工法もご検討されることをお勧め致します。
弊社では住宅以外の店舗、工場、倉庫、農業倉庫なども施工させていただいております。もちろん、屋根改修工事については、お気軽に お問い合わせ ください。
篠山市、三田市、西脇市、加東市、丹波市、神戸市北区周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。