気がつけば、あっという間に3月も最終日!
あいにくの雨ですが、明日から新しいスタートを迎えられる皆様も多いかと思います。
4月目前、弊社にも新しいメンバーが仲間入り(といっても道具なのですが)しましたので、ご紹介させていただきます。
今回ご紹介するのは、測る道具なのですが、直接測るという道具ではなく、どちらかというとその補助をする道具といったところでしょうか。
お名前は、Leica Adapter FTA360 さんです。
そう、ライカのレーザー距離計を三脚で利用する際のアダプターになります。
レーザー距離計は、普段は手に持って利用することがおおいのですが、きっちり図りたい時、角度や形を正確にというときには、三脚を使って測る場合がでてきますが、このFTA360はそのような場合に、レーザー距離計を三脚に固定するためのアダプターとして利用します。
そうそうレーザー距離計は基本ある点からある点までの距離、長さを測るものですが、最近のものは性能がどんどん上がってきており、ライカのDISTS910なんていう機種になると、任意の2点間の距離、座標なんかまで測ることができてしまいます。
お値段もそれなりの機種になりますが、数十年前なら何百万円という機材が必要用だったことが、比較的安価に、そして簡単にできるようになってきました。
このような精密な測量をしようとすれば三脚が基本になりますが、もうすこし簡単な高さや、2点間距離をできるだけ正確に測りたい場合も三脚は有効になります。
弊社にはS910のような高性能な機器はないのですが、S510 という機種をりようしており、今回はこの機種で利用するために新しく仲間入りしました。
写真は、FTA360にS510を固定してみたところですが、固定用のネジは普通の写真用の三脚なんかと同じサイズのようで、測量で使う三脚なんかには直接固定できないようです。
ただ、これも、別売りのアダプターを使うとなんとかなりそうでした。
また、写真では、机の上においていますが、実際にはこのアダプターを三脚に固定して利用します。
弊社では、コンパクトなTRI70という製品を利用しています。
まだ、新しく仲間入りしたところで、現場は活躍していませんが、これから頑張って測量現場で大活躍!(期待をこめて)してほしいところです。
ちなみに、細かな説明は割愛していますが、丸いツマミが2箇所あり、それぞれ上下左右の微調整ができるようになっており、測量する箇所の微調整がしやすいという特徴があります。
何分、通常の住宅、店舗くらすの現場ですと、お声を掛けていただいた際に最初に行う現場確認、実測作業は一人で行うことが多いものですから、このようなレーザー距離計なんかは無くてはならないものになっています。
ほんとは、S910やもう少し上のクラスの測量機材があると大助かりなのですが、S510の性能もフルに活用しきれていない状況ですので、じっくりとりくんでいきたいと思います。
以上、今回は新しく仲間入りした測る道具のお話しでした。
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