倒れた木の立て起こしと剪定作業

真っすぐ立って、きれいになりました

今回ご紹介するのは、数年前の作業の様子になります。

当時、記事を書いて下書きのまま保存していたのですが、せっかくなので、改めて今回ご紹介させていただくことにしました。

さて、今回の内容は、ご家族でクリスマスを楽しむために植えられた植栽の剪定作業のご報告になります。

実際には、剪定作業をおこなう前にしなければならない作業が発生!・・・したのでした。

場所は、新興住宅地の一角。

遊歩道と緑地に面しており、実際のお庭と合わせれば広大な緑地空間が目の前に広がるとても静かで豊かな住環境の中にあるお宅です。

以前にも一度剪定作業でお世話になったことがあり、今回で2度めのご依頼でした。

大きく傾いてしまった木(作業前)

ご連絡をいただいて、さっそく現場を確認させていただいたら、なんと大きな木が2本45度程度にまで傾いています。

傾いているというよりは、倒れていると表現したほうがいいような感じで、剪定というよりは伐採、撤去をお勧めしたいような状況でした。

もともとあまり大きく根を張らない樹種だと思いますが、大きく伸びた枝葉と台風の影響で一気に傾いたのではないかと思いました。

お客様は現在海外にお住まいのため、連絡してご相談させていただいたところ、やはり思い入れがあり、ご家族の歴史の一端をになってきたという大切な木、できれば残したいとのご意向でした。

では、なんとか立て起こしてみようということになり、知り合いの造園職人さんにお願いしました。

お庭は芝生張り、大きな重機も入りにくいため、職人さんがロープや荷締機のような道具(すみません、名前ど忘れしてしまいました)を駆使して人力でゆっくり、でも確実に起こしていきました。

剪定・除草作業前のお庭の様子

結果、無事大きく倒れていた木を立て起こすことができ、伸び放題になっていた枝葉を少し切りそろえてきれいなお庭にもどすことができました。

立て起こした木には、再び倒れないように支柱も設置。このまま大きく根を張ってしっかり根付いてくれるといいのですが。

少し残念なのは、景観上はとてもいいのですが、大きく育ちすぎた隣接する緑地の樹木のお陰でお庭が日陰状態になり、これらの植栽の一部の枝葉が枯れてしまっている状態なこと。

でも、お住いから見える木々は今まで通りきれいなので、とにかくこのまま枯れないようにと願うばかりです。

作業完了でお庭もすっきり!

大きな倒れた木の立て起こしが済んでホット一息。

そのあと、低木も含めた植栽の剪定作業と合わせて、伸びすぎたハーブや雑草の除去などもおこなって作業は完了しました。

きれいになったお庭の植栽たち。

これからもこのお住いとご家族の歴史の一端を担ってくれることでしょう。

以上、少し前の作業のご紹介でしたが、ニュータウンなどの新興住宅地では、建設時から時間が経過して、お庭の植栽の管理にお困りの方も多くなっているようです。

緑豊かな空間が広がっているというのは、とてもいいことだと思いますので、できるだけご負担のないかたちで維持管理していただき、豊かな住環境を守っていただければと思います。

お庭の除草から選定作業まで、住まい・お庭に関することは遠慮なくお問い合わせください。

篠山市、三田市、西脇市、加東市、丹波市、神戸市北区周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。