前回、お庭の植栽剪定工事のご報告をさせていただきましたので、今回はその際に利用した「生垣バリカン makita MUH350DW のご紹介をさせていただきます。
生垣などの剪定作業を行う場合、普通植木職人さんが植木用のハサミをつかってチョキチョキ枝葉を切って揃えていくという姿をよく見ていたのではないでしょうか？
人間の散髪も普通はハサミでチョキチョキやりますが、一定の長さに、素早く揃えるためにはバリカンを使います。それも、昔は人力でしたが今は電動が普通ですよね。
生垣などの場合も、綺麗に素早く形を整えていくために、電動のバリカン（道路や公園などの大きな現場などではエンジン式も）を使うのが普通になっています。
今回お世話になった現場では、様々な種類があるなか比較的小型で小回りのきく充電式の電動バリカンを利用させていただきました。
機種は、マキタ製の充電式生垣バリカン MUH350DW になります。
マキタの電動生垣バリカンは、超低騒音、超低振動が売りになっていますが、この機種も超低騒音・超低振動仕様となっています。
また、充電バッテリーで駆動するため、電源コードがなく、取りましが楽ですし、誤って電源コードを切断してしまうということもありません。
ただ、この機種は、14.4Vのライトバッテリー仕様のため、プロの職人さんがインパクトドライバーなどで使っておられる機種のバッテリーとは互換性がありませんので、導入の際には気をつける必要があります。
きほん、プロ仕様というよりは気軽にDYIやお庭の管理作業などに使っていただくホーム仕様といったところだと思いますが、その分導入コストも軽減されるのが魅力でしょうか。
もちろん、プロの方が多く使われている14.4V、18V、そして36V仕様のバッテリーを使う機種も充実していますので、用途やお持ちの機種と合わせて考えていただくのがよさそうです。
弊社には、100V式の機種などもありますが、ちょっとした剪定作業や、電源の確保が難しい現場では大変有効に活用できそうです。
また、ライトバッテリー仕様のため連続運転時間は約30分ということで、3.0Ahの14.4Ｖ仕様の75分の約半分、18V仕様の60分の半分の作業量という制限があります。
まあ、これも今回の現場なら満充電のバッテリー1台でちょうどいったところでしたので、予備のバッテリーがあればなんとか作業ができると思いますが、購入時に付属のバッテリー1台だけだと、バッテリーが切れたら枝葉の片付けをしている間に充電をして再び剪定作業を行うといったような時間配分が必要になると思いますので、仕事の場合は予備が不可欠でしょうね。
ちなみに、私の場合は、インパクトドライバーもこの機種と同じライトバッテリー仕様のため、同時に3台のバッテリーを現場に持ち込みますので、今のところ問題なしといったところですが、大きなお庭の剪定作業や、ウッドデッキの製作など、まる1日フルに作業を続ける場合は、やはり、3.0A仕様や１００Ｖコード式のような機種が不可欠になってきます。
ただ、ちょっとした仕事の場合は、ホーム仕様の機種でも十分な場合が多く、費用対効果も考えつつ、うまく導入、使い分けしていくといいような気がしています。
ちなみきこの機種に標準の刃は、特殊コーティング仕様のため、樹木のヤニなどが付着しにくくなっているようですが、メンテンナスは不可欠です。
また、このようにどんどん便利になり、誰にでも使いやすくなってきた電動工具ですが、その分ご家庭で導入、使用される際には、お怪我のないよう、取扱には本当にお気をつけ下さい。
誤って指でも挟めば簡単に切断されてしまうと思います。
以上、今回は、充電バッテリー仕様の生垣バリカンのご紹介でしたが、最近では草刈機やチェーンソーなども充電式のものが多く出てきました。
今後は、道具の変化とともに、現場の作業もますます変化し続けそうです。
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