1月17日を忘れない

1.17、その日、あの時、あの場所で、その揺れを感じ取り、または、報道で見聞きした人々には決して忘れることのできない日だと思います。

でも、あの日から25年、記憶は遠のき、社会人の一部や子どもたちにとっては、単なる歴史のひとコマと感じる世代が多くなってきているのかもわかりません。

いつくるか、こないかもわからない地震への備えが必要なのか?・・・そう問われれば、必要ですと答えたいと思います。

私たちは、地震のみならず、台風をはじめとした自然の脅威と常に向かい合っているのです。

地震への備え?

無理して建物を建て替えたり耐震補強を完璧にすることだけが備えだというわけでもありません。

時間をかけてゆっくりでもいいし、できるところからでいいと思います。

大きな工事が必要? そんなことはありません。

大きな家具の移動や固定だけも効果は大きいでしょう。

家の中を片付けて整理整頓しておけは、怪我を防ぎ、スムーズな避難に効果がありそうです。

万が一の際の連絡先、家族間の連絡方法を決めておくのもいいでしょう。

できることはたくさんありそうです。

もちろん、住まいの耐震化が図れれば、より安全・安心な暮らしにつながることでしょう。

まずは、お住いの耐震性能を知ることからはじめられることとをお勧め致します。

ご家族皆様の安全・安心のために。

兵庫県 簡易耐震診断事業

https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks29/kanitaishin.html

この事業は、耐震診断を希望する住宅所有者の求めに応じて、兵庫県内の市役所、町役場が「簡易耐震診断員」を派遣して調査・診断を行うとともに、その結果を住宅所有者に報告することにより、県民の住宅の耐震化を支援するものです。

対象となる住宅

兵庫県内にある住宅で、昭和56年5月31日以前に着工されたもの
※条件により対象とならない場合がありますので、詳しくは、住宅の所在する市町の窓口にお問い合わせください。

診断費用

木造戸建住宅の場合1棟あたり約3,000円【ただし、神戸市、芦屋市、川西市、三田市、猪名川町、明石市、加古川市、高砂市、播磨町、稲美町、西脇市、三木市、加西市、多可町、神河町、市川町、太子町、上郡町、豊岡市、養父市、朝来市、新温泉町、丹波篠山市、丹波市、淡路市、南あわじ市は無料(詳細はお住まいの自治体にご確認ください)】

申込先及び問合せ先

住宅の所在する市役所、町役場まで