寒いです!(笑)
兵庫県三田市では、今日も雪が降りました。
と言いましても、積もるほどではなく、ちらほらと午前中舞っていたという程度だったのですが、外でお仕事させていただいている際は、やはり寒さが増します。
さて、今日は共同住宅の耐震診断・耐震改修のための基礎の現況調査を行ってきましたので、少しご紹介させていただきます。
木造住宅の耐震診断・耐震改修工事につきましては、今までも取り上げさせていただいてきていましたが、今回は鉄骨造の共同住宅になります。
規模は鉄筋コンクリート造の共同住宅と比べると比較的小規模なほうになりますが、そのためか、このような鉄骨造の共同住宅などでは、あまり耐震診断や改修のお話を聞くことが少ないような気がしています。
でも、戸建の住宅と同じく耐震性は高いほうがいいですし、少しでも震災のリスクを軽減するための備えをしておいたほうがいいのは同じことだと思います。
今回は、オーナー様が少しでも早く耐震性を確保してお住いの皆様の安全と安心を確保しておきたいとのご意向があり、耐震改修を目指すこととなりました。
今回弊社は、構造ご専門の建築士事務所様からのご依頼により、調査業務等で一部お手伝いさせていただいております。
今日の基礎の現況調査は、よりよい補強計画を策定するために、資料等では確認できなかった基礎の形状等について、オーナー様のご理解を得て、一部掘削して現況調査をさせていただいたのでした。
現在もお住まいの方がいらっしゃいますので、もっとも影響が少ないと思われる場所で朝から掘削を開始して、無事基礎の形状等を確認することができました。
ご覧の写真は、黒板等入れていないものなので分かりにくいですが、黄色のスケールが乗っているところが基礎のベースになります。
この基礎の大きさや設置されている深さなどを正確に知るのが目的の工事になります。
今回調査した結果をもとに耐震診断と改修・補強計画の策定をすすめていただくことになりますが、今後の課題は、できるだけお住いの方々にご迷惑をおかけしない補強方法の検討と工事費をどれだけ押えることができるかにかかってきます。
構造の検討・計算などは、経験豊富な専門の建築士の方が担われますが、ぜひいい改修・補強計画が作成されて、オーナー様、お住いの皆様が安全・安心に、これからも末永くこの共同住宅で住まわれるようになることをお祈りしています。
弊社も、少しでもこのような業務にかかわらせていただいて感謝です。
ありがとうございました。
調査完了後は、今回は簡易復旧になりましたが、埋め戻し、清掃などして業務完了となりました。
最後になりましたが、このような共同住宅の耐震診断・補強計画の策定・工事費についても、様々な補助メニューが用意されています。
兵庫県のわが家の耐震診断・耐震改修事業に加え、今回の三田市の場合は上乗せの補助も用意されていますので、戸建て住宅に限らず、共同住宅を所有されている皆様もぜひご検討、ご利用ください。
木造の戸建住宅はもちろん、鉄骨造の共同住宅などの耐震診断、耐震改修、補強工事、助成制度等関しても、お気軽にお問い合わせください。
中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 または、お問い合わせフォームから。
篠山市、三田市周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。