今日は、いいお天気です。
篠山市、三田市付近も、もう一気に春を通り越してしまいそうな雰囲気でもあります。
さて、前回、前々回と身近な空き家の事例を写真でご紹介してきましたが、今回も引き続き気になる空き家のご紹介です。
と言いましても、別にシリーズ化していこうというものでもないのですが、気になる空き家があれば、できるだけご紹介していくのも何かの記録と参考になればということで、力を抜いてお届けしていきたいと思います。
今回ご紹介する空き家は、ご覧のとおり、THE AKIYA といった感じで、どこから見ても、どう考えても誰かが住んでいたり、定期的に訪問しているようにはみられない状態のものです。
もし、住んでらしたら、それはそれで、ちょっとこわいものがあったりしますが。
屋根が苔や草で覆われつつありますが、けっして流行りの屋上緑化でも草屋根でもありませんので、念のため(笑)。
さて、この空き家、むかし流行ったといいますか、環境がよく、時代もよかったということで、多く分譲された別荘地の中にひっそりと佇んでいます。
まわりの樹木も成長して庭木というよりは里山化してしまい、もう十数年経てば、森のなかに埋もれてしまいそうな状況です。
たぶん、建てられた当初は、所有者のご家族が定期的に訪問されて、賑やかな声が週末ごとに響いていたのではないかと想像するのですが、今はただただ静かな森のなかで朽ちていくだけの時間を過ごしているようで、ほんとうに寂しい状況でした。
この建物のまわりには、実際に住居として利用されているお宅、別荘として利用されているお宅などもあるのですが、こういう空き家が出現してしまうと、一気に街区全体の雰囲気がわるくなってしまうようです。
気にしないでおこうと思っても、こんな状態の空き家が毎日通る道路際に建っているとやっぱり、普通はこわいし、気分がよくないと思います。
ただ、幸いというか、長年放置されているような状態なのですが、道路からちらっと見た限りでは、窓ガラスやドアが破られた形跡もなさそうで、荒らされたりはしていないのかなと思いました。
こういう状況で長年放置され続けると、周辺の環境、景観を著しく悪化させますし、防犯上の問題も大きくなるばかりです。
やはり、空き家は所有者個人の問題ではないことが、よく分かる事例の一つだと思ったりしました。
比較的小規模な建物でもありますので、もし今後利活用の予定がないということなら、できれば早急に解体撤去していただければと思います。
こうやって建物が朽ちていくのは、ほんと寂しい限りです。できることなら、最後まで責任をもって管理していただければと思います。
撤去された後、ここの環境ならあっという間に豊かな里山に戻っていくと思われます。
少し寂しさはありますが、数十年前の姿に戻るだけと考えれば、それもいいことなのかも。
空き家の管理、お住まいの補修・修繕などに関することでしたら、お気軽にお問い合わせください。
*弊社の空き家管理サービスに関する簡単なパンフレットもご用意しておりますので、ご希望の方は、お問い合わせフォームより、送付先情報とともにその旨書き込んで送信いただけましたら送付させていただきます。
中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 まで。
篠山市、三田市周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です