1.17、その日、あの時、あの場所で、その揺れを感じ取り、または、報道で見聞きした人々には決して忘れることのできない日だと思います。
でも、あの日から25年、記憶は遠のき、社会人の一部や子どもたちにとっては、単なる歴史のひとコマと感じる世代が多くなってきているのかもわかりません。
いつくるか、こないかもわからない地震への備えが必要なのか?・・・そう問われれば、必要ですと答えたいと思います。
私たちは、地震のみならず、台風をはじめとした自然の脅威と常に向かい合っているのです。
地震への備え?
無理して建物を建て替えたり耐震補強を完璧にすることだけが備えだというわけでもありません。
時間をかけてゆっくりでもいいし、できるところからでいいと思います。
大きな工事が必要? そんなことはありません。
大きな家具の移動や固定だけも効果は大きいでしょう。
家の中を片付けて整理整頓しておけは、怪我を防ぎ、スムーズな避難に効果がありそうです。
万が一の際の連絡先、家族間の連絡方法を決めておくのもいいでしょう。
できることはたくさんありそうです。
もちろん、住まいの耐震化が図れれば、より安全・安心な暮らしにつながることでしょう。
まずは、お住いの耐震性能を知ることからはじめられることとをお勧め致します。
ご家族皆様の安全・安心のために。