震度6弱で倒壊恐れ1084万棟」という記事

本日、2014年8月30日付の神戸新聞1面に「震度6弱で倒壊恐れ1084万棟」という記事が掲載されていました。

 

2014/8/30 08:10 神戸新聞

震度6弱で1084万棟倒壊恐れ 兵庫は45万棟

 

住宅を含め建物の構造などの基準を定めた建築基準法は、たびたび改正されてきましたが、現行の建築基準法で定められた安全基準などを満たしていない建物を「既存不適格」といいます。

 

震度6弱以上の揺れで倒壊する危険性が高いこの「既存不適格」の住宅(持ち家)が全国で1084万棟あることが神戸新聞社の調査でわかったというものです。最も多いのが東京都で77万棟、次いで大阪の67万棟などと続くが、兵庫県は7番目に多い45万棟らしい。

 

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ルーフィックス葺きの屋根

1408ルーフィックス_1 弊社では、茅葺屋根に鉄板を加工した屋根を被せる工事(草葺安全屋根と呼んでいます)を多く施工させていただいておりますが、現在主流として利用している屋根葺材は、金属成形板のニュールーフィックスという屋根葺材です。

 

左のチラシが現在のものです。

 

昔は、金属の平鉄板を菱形や長方形に加工したもの葺くことが多かったのですが、時代の流れ、また工業化が進み、数十年前から金属成形板により葺かせていただくことが多くなっております。

 

この金属成形板も様々なメーカーがあり、弊社でもいくつかのメーカー、素材を利用してきましたが、現在は大阪に拠点をおいておられる中山化成株式会社のNEWルーフィックスという製品が弊社の主流となっています。この製品は、ガルバリュウム鋼板を基材として瓦形状(6枚つながったような形)に工場で整形したものです。

 

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丹波市に「現地住宅復興相談所」設置

IMG_0530_01 本日、8月16日からの大雨により被害の大きかった丹波市を中心に、県民から住宅の再建・補修に関する相談が予想されることから、再建に向けた無料の住宅相談窓口(現地住宅復興相談所)が兵庫県により設置されました。

 

■設置場所:丹波市役所市島支所1階

(住所:丹波市市島町上田448-1)

 

■電話番号:(0795)85-2155

 

■相談内容:
・住宅相談:兵庫県職員、丹波市職員・住宅関連支援制度の情報提供等
・技術専門相談:建築士(兵庫県建築士事務所協会)・住宅再建・補修に係る技術的相談

 

 

■相談日時:8月28日(木)~9月10日(水)[※土・日についても開設]
10時00分~12時00分、13時00分~16時00分

 

ただし、建築士による住宅再建・補修に係る専門相談は、上記期間のうち、8月28日(木)・30日(土)、9月1日(月)・3日(水)・5日(金)・7日(日)・9日(火)を予定

 

■お問い合わせ:
部署名:県土整備部住宅建築局住宅政策課住宅政策班
電話:078-341-7711(内線4637)
FAX:078-362-9458
Eメール:jutakuseisaku@pref.hyogo.lg.jp

 

ガルバリュウム鋼板のタテハゼ葺き

130701_M邸_屋根
タテヒラ つや消し ギングロ色

弊社では、屋根の改修工事などもさせていただいておりますが、今回はタテハゼ工法という金属の平板を加工したもので葺く屋根のご紹介をさせていただきます。

 

建物の屋根ってよくよく見てみると、けっこういろいろな素材、工法で施工されていることがわかります。

 

古い家だと、茅葺、和瓦葺きというのが一般的でしたが、神社などでは檜皮葺(ヒノキのかわ)や銅板葺きなどもありますね。

 

日本では少ないですが、海外だと平らな板状の石材で葺いた家もたくさんあります。瓦も元々は、この石材を真似たものなのでしょうか? その後これが見本となって、現在よく使われているセメント系の屋根材ができたような気がしますね。よく聞くカラーベストコロニアル葺きとかいうまっ平らの屋根材などですが、種類がとても多くあります。

 

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フラット35等適合証明技術者講習会

まず最初に先日の台風11号、そして昨日の豪雨で被害に合われた皆様にお見舞い申し上げます。

 

flat_02 私たちが暮らし、お仕事をさせていただいている地域でも記録的な雨量のようでしたが、幸い大きな被害は免れたようです。

 

しかし、隣接地域での土砂災害の情報や浸水被害の様子を見聞きするたびに、心が痛む思いでいっぱいです。

 

どうも、最近は面的に大きな災害となるというより、局地的に大きな被害が出る傾向にあるようですが、気のせいでしょうか。

 

まだまだ、台風も来るでしょうから、備えだけはしっかりとしておきたいものです。

 

さて、今回は先日受講してきましたフラット35等適合証明技術者講習のご報告などを簡単に。

 

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中古住宅改修費にフラット35

中古住宅改修費も借り入れ可能に フラット35で

2014.8.12 47NEWS 共同通信

 

「国土交通省が、個人が中古住宅を購入してリフォームをする場合、購入費に加え、改修費も長期固定金利型の住宅ローン「フラット35」で一括して借り入れができるよう検討に入ったことが12日、分かった。」と新聞などで報道されています。

最近急に話題になってきた空き家、中古住宅対策のひとつと考えているようで、リフォームしやすくして、買いやすくし、市場を活性化を図ろうという趣旨のようです。

 

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空き家の除草作業

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除草作業前の隣接地の状況

このたび新しく空き家の管理業務をご依頼いただいたお客様から、お庭の除草、剪定作業のご依頼もいただきましたので、先日除草作業を実施してきました。

 

最近、天候が不順で作業が非常にしづらい状況なのですが、雨の合間や小雨時に少しづつ作業を実施させていただいています。

 

お客様のお住まいの敷地内はほどよく管理されていますのであまり除草作業で大変だということはなく、通常の作業でいいのですが、隣接敷地が全く維持管理されておらず、長年放置された結果、笹が人の背丈以上に伸び放題、クズなどのツタもはびこっているため、いくら草刈機で作業すると言っても通常の倍以上の手間と時間が必要となります。

 

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三田市庁舎建設現場見学研修会

140725_三田市役所_017月25日(金)、(一社)兵庫県建築士事務所協会三田支部さん主催(共催:阪神支部、柏原支部)による三田市庁舎の建設現場見学研修会に参加させていただきました。

 

三田市は兵庫県の東部に位置する山間の小さな町でしたが、昭和33年に市制を施行し、その後のニュータウン開発により、人口増加率日本一を数年間記録するなど一気に全国区の知名度を得たまちです。

 

現在の市庁舎は、昭和35年に竣工後、増築、改築を繰り返してきましたが、耐震性の問題や、複数の建物に機能分散した弊害などが顕在化してきており、新庁舎の必要性が指摘されてきましたが、経済的な理由もあり、今まで先送りされてきました。

 

 

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政府、危険な空き家の特例見直し

政府、危険な空き家の特例見直し 固定資産税軽減で

2014/08/01 23:22   【共同通信】

 

 政府は、住宅が立つ土地に対する固定資産税の軽減特例措置を見直す検討に入ったらしい。

 最近空き家が大きく問題化しつつあるが、特に老朽化して、治安や防災面から危険と判断されたものを対象外にしようと考えているようだ。

 そういえば、最近空き家の危険性や再活用についての判断をする仕組みづくりなどにも取り組まれているところがあると聞いたことがあるが、一定の資格者による判断を行う仕組みが作られるのだろう。

 この固定資産税の軽減特例については、空きや増加の一員ともいわれてきたが、では撤去すればいいかというと、そう簡単な問題でもなく、今後も悩ましい問題として対処し続けなければならない課題となりそうだ。

 この件、引き続き注意して見ていく必要がありそうです。

藤森芳酵堂さんの改修工事

改修後のカウンター
改修後のカウンター

今回ご紹介させていただくのは、篠山市今田町にある藤森芳酵堂(ふじもりほうこうどう)さんというパン&カフェ屋さんのカウンター改修工事です。

 

今から1年前の開店時にお世話になってカウンターなどの工事をさせていただいたのですが、その後順調に多くのお客様にご利用いただいているのと、立地条件から数名のグループでのお客様が多く、カウンターよりもテーブルの数を増やしたほうが良さそうだということで、今回の改修工事になりました。

 

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