弊社では、耐震診断から耐震改修工事につきましても、多くのお問い合わせと、補助金の申請、そして工事まで、いろいろと対応させていただいております。
地震は、いつ来るかわからないものですし、どこまで対応(補強)すればいいのか、なかなか見極めが難しいものです。
でも、やはりどんなに小さなことでも「備え」ておくことこそ大切なことです。
一応補助金の条件では、木造住宅の場合、評点1.0または評点0.7というのが基準となりますので、そのあたりでの補強を行う事例が多いようです。
弊社は、兵庫県三田市や篠山市を拠点としてお世話になっておりますが、できれば評点1.0で補強工事を行いたいというお考えの中、既存住宅の状況や、お住まいされているお施主様のライフスタイル、そして費用の面などから、評点0.7を基準として補強を進められる方もいらっしゃいます。
お施主様からは、評点がいくつなら安心なのか? どうしたらいいの? などとお問い合わせいただくことも多いのですが、弊社としては、もし耐震性が低いということなら、何もしないより、少しでも補強できるといいですねということで、ご相談に乗らせていただいております。
食器棚やタンスの固定なんかのご相談もいただくことがあります。
お施主様ご自身でも十分可能な作業になりますが、下地がないところにビスや釘で「固定したつもり」という事例もありますので、作業が困難な場合のほか、どうしたらいいかわならないといったときも、遠慮なくお問い合わせいただければと思います。
また、お住まい全体の耐震性の向上については、できれば補助金がうまく活用できるのがお施主様にとっては理想ですが、無理をしないという判断もありかと思います。
まずは現在の状況を知ることから(簡易耐震診断)始めていただき、もし耐震性が低ければ、補強計画の立案(補助金の活用が可能な場合あり)を行っていただくことをお勧めいたします。
簡易耐震診断は、兵庫県の場合、各市町に窓口があり、そこで、相談と申し込みが可能です。無料の場合も多いので、昭和56年以前に建てられたお住まいの場合は、ぜひご活用いただくことをお勧めしたいです。
この場合、兵庫県に登録されている簡易耐震診断員(建築士)が現場調査と診断を行われますが、その後の工事を強制するようなこともないですし、何より自治体が取り組んでおられる事業なので安心だと思います。
ぜひ、お気軽にご活用ください。
弊社では、おかげさまで多くのお問い合わせとご相談をいただき、現在も診断、補強計画の立案から工事の打合せなどを進めさせていただきただいております。
耐震補強の場合、調査、診断から補強計画の立案、工事、そして補助金の申請から実施報告まで、多種多様な業務が折り重なって進んでいくため、時間も通常のリフォーム工事などと比較して大変長期間となります。
せっかく大切なお住いを安全安心にするための取り組みですから、弊社では慌てず、多少時間がかかっても、お施主様のご希望にできるだけ沿うように打ち合わせさせていただき、ご納得をいただいた計画で工事をさせていただくように進めております。
今年は、消費税のアップも予定されており、なんとかアップ前に完成してほしいとのご相談などもありますが、仕事も集中するため、10月までに業務を完了できる案件は、限られたものだけになりそうです。
ぜひ、2%のために失敗するよりも、5%でも10%でも満足度と耐震性能の高いお住まいが作れるよう、余裕をもってお取り組みいただけましたら幸いです。
耐震診断から耐震補強工事等に関するお問い合わせはお気軽に
住まいのホームドクター 中川住研 まで
TEL:079-568-0375
mail:info@nakagawa.builders