今年の梅雨もなにやらはっきりしない感じですね。
お天気いいのか、わるいのか?
暑いのか? 涼しいのか?
みなさま、体調にはお気をつけください。
さて、今回は、屋根の改修をさせていただいておりましたので、簡単にご紹介させていただきます。
こちらは、離れというか、実態は、お施主様が大切にされてきた書籍の保管庫になっている建物です。
1階の一部は、物置としてもご利用されていますが、ほぼ本で埋め尽くされているようです。
この大切な建物の屋根が経年劣化や周りの環境から痛みが大きかったので、葺き替え工事をさせていただきました。
工事前は、カラーベストコロニアルと呼ばれることが多いスレート板葺きでした。
すぐ横に竹林や大木があるため、落ち葉の堆積がひどく、日陰にもなっているため、苔が大きく繁茂している状況でした。
この既設屋根葺材を解体撤去して、構造用合板で野地板を補強した上に、ガルバリュウム鋼板の縦ハゼ葺きで施工させていただきました。
縦ハゼ葺きは、縦方向の継ぎ手がないので、雨漏りの可能性が低くなりますし、割れるようなこともないのです。
もちろん、ガルバリュウム鋼板と言ってもサビが出ないとは言い切れませんので、メンテンスフリーなどというわけにはいきませんが、以前よりはいいかと思います。
今回は、雨といはほとんどその役割を果たしていないことがわかりましたので、思い切って撤去してしまいました。
お施主さまの大切な思い出と財産が、末永く大切に守られることを願っています。
ありがとうございました。
*お詫びとご報告
昨年度より、職人不足や資材等の流通の関係(メーカーから資材業者の統廃合まで)、そして自然災害等の発生に伴い、工事のご相談、ご依頼をいただきましても、なかなかスムーズに対応させていただくことができず、多くのお客様に大変ご迷惑をおかけいたしております。
本当に申し訳ございません。
緊急を要するものはできるだけ優先して対応させていただいたりもしておりますが、今後もしばらくは、このような状態が続くものと予想されます。
ご相談をいただきました後、計画案の検討、御見積だけでも、ご期待に添えるまで、お時間をいただくことがあるという状況であります。
何卒、ご理解をいただけましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。